千住のコンテンツ感想ノート

美術展・ゲーム・書籍等の感想

小説・シナリオ参考書

【歌人レビュー集】桜前線開架宣言 Born after 1970 現代短歌日本代表【感想】

短歌を勉強したく、書店で歌集の棚を見に行ったとき。何を買ったらいいかわからん。そんな私の目をすっと引いたのが妙に分厚いこちらの書籍でした。 桜前線開架宣言 作者: 山田航 出版社/メーカー: 左右社 発売日: 2015/12/24 メディア: 単行本(ソフトカバ…

【投稿短歌まとめ本】短歌ください【穂村弘】

雑誌上で連載されている短歌投稿コーナー、そのまとめ本を読みました。 短歌ください (ダ・ヴィンチブックス) 作者: 穂村弘 出版社/メーカー: メディアファクトリー 発売日: 2011/03/18 メディア: 単行本 クリック: 23回 この商品を含むブログ (24件) を見る…

【短歌教本】短歌のレシピ【俵万智】

前回「短歌の作り方、教えてください」で俵万智さんの教え上手に感動し、もう一冊著作を読みました。 senju.hateblo.jp ↑前回の記事 「短歌の作り方〜」は一青窈さん、つまり言葉と歌のプロに短歌を教えるという形式でした。とても興味深かったですが、なに…

【俵万智×一青窈】短歌の作り方、教えてください【感想】

短歌のマイブームがおこったので、教本となりそうなものを買ってみました。選んだのは俵万智さんが一青窈さんに短歌を教える様子をまとめた本。27歳の私にはどちらもメディアでよく見た人物です。 短歌の作り方、教えてください (角川ソフィア文庫) 作者: 俵…

【不可思議医学エッセイ】幻覚の脳科学 見てしまう人びと【感想】

脳神経科医オリヴァー・サックス氏は患者へのインタビューや文通から脳と精神の世界に迫ろうとする著作をいくつも記しています。その中でも「幻覚」に焦点をあてたこちらの書籍を読了しました。 幻覚の脳科学──見てしまう人びと (ハヤカワ・ノンフィクション…

ゲームプランナー集中講座 ゲーム創りはテンポが9割【感想】

昨年からノベルゲームを作り始め、二本目が完成。そろそろ何が分からないかも分かってきたし三本目の前に勉強を……と手に取ったのがこちらの本です。 ゲームプランナー集中講座 ゲーム創りはテンポが9割作者: 吉沢秀雄出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売…

アリストテレス『詩学』で小説書きに使えそうな部分を雑にまとめた

アリストテレスの『詩学』を読みました。 アリストテレース詩学/ホラーティウス詩論 (岩波文庫) 作者: アリストテレース,ホラーティウス,松本仁助,岡道男 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1997/01/16 メディア: 文庫 購入: 13人 クリック: 140回 この…

これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学【感想】

評判のいい哲学書ということで購入しましたが、思ったよりずっと素晴らしい本でした。これほどまでに分かりやすい倫理の教科書は初めてです。 これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者: マイケルサンデル,Michael J. Sandel,…

【参考文献レビュー】サイバーセキュリティ小説コン準備 その2【カクヨム】

サイバーセキュリティ小説コンテスト、ランキングも発表されていよいよ盛り上がってきましたね。 kakuyomu.jp まだ参加を迷っている、勉強の仕方がわからない、書いてるけど追っかけで勉強もしたいなどのカクヨムユーザーも多いと思います。せっかくなので読…

【参考文献レビュー】サイバーセキュリティ小説コン準備 その1【カクヨム】

小説投稿サイト「カクヨム」にてサイバーセキュリティ小説コンテストの開催が告知されましたね〜。 kakuyomu.jp せっかくだからコンテストに参加しつつサイバーセキュリティに詳しくなろう! ということで勉強を始めました。たのしい。 そしてせっかくだから…

大人のための国語ゼミ【感想】

本屋で立ち読みした際、前書きの問題に苦戦してしまい、悔しくてそのままレジへ持っていきました。タイトル通り大人向けの、論理的でわかりやすい文章を書くための指南書でした。 語調がかなり過激なので「落ち着いてください先生」と心の中でなだめながら読…

【新版】日本語の作文技術【感想】

SNSで編集業のかたが「お世話になった本の新版が出た」とおっしゃっていたため、興味を持って購入しました。 【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫) 作者: 本多勝一 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2015/12/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (…

魔法の世紀【感想】

通ってる大学にすごい人がいるらしいぞ、ということで手に取りました。大学教員でメディアアーティストな落合陽一先生の著書です。 アーティストの頭の中を知ろうと手に取った本がただのポエムで何度舌打ちしたかわかりませんが、本書は非常に面白かったです…

ゲームシナリオのためのクトゥルー神話事典【感想】

『ニャル子さん』『姉なるもの』など、クトゥルー神話をモチーフにした作品、ずいぶん増えましたね。クトゥルー神話はもはやシナリオ書きの必修科目なのかもしれません。 ということで購入したのがこちらです。 ↓ ゲームシナリオのためのクトゥルー神話事典 …

映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと【感想】

プロット構成法として有名な三幕構成。ずっとネットを参照して使ってましたが、そろそろ原典をと思い手に取りました。↓ 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術 作者: シド・フィールド,安藤紘平,加藤正人 出版社/メーカ…