前回「短歌の作り方、教えてください」で俵万智さんの教え上手に感動し、もう一冊著作を読みました。
↑前回の記事
「短歌の作り方〜」は一青窈さん、つまり言葉と歌のプロに短歌を教えるという形式でした。とても興味深かったですが、なにぶん最初からレベルが高かったです。
本書は素人の投稿作を添削していくので、最初に読むならこちらの方がわかりやすいかもしれません。ああ、こういうの、私も作ってしまうなぁ……と納得しながら読み進めることができました。
『サラダ記念日』で一斉を風靡した俵万智さん。それまでR&W(リードアンドライト:主に小説で、読むだけでなく自分も創作をする人たちのこと)のものだった短歌を広い層の手に取らせた。しかも国語教師という職業柄、とても教えるのがうまい。何万人もの人を自分の弟子として短歌の世界に導いている。彼女がどれほど歌壇を激変させたかと思うと、なんだか背筋がぞわっとしますね。