千住のコンテンツ感想ノート

美術展・ゲーム・書籍等の感想

基本情報技術者試験おすすめ参考書等

 基本情報技術者に合格しました。今どこかぽかんとしながら机の上を片付けているところです。追い込みの反動か現実味がありません。

 私はIT企業勤めでもITエンジニアでもありません。今まで接してきたIT系の皆さんの、勉強して当たり前、得た知識は広めて当たり前、という風土に憧れての受験でした。となれば私も合格にあたり、お世話になった本やウェブの情報を広めてこそでは? 

 ということでまとめていきます。

 本選びは読者との相性もけっこう重要だったりするので、まず受験前の私のレベル感から。

 ・大学は理系の生物系だった

 ・ティラノスクリプトで簡単な条件分岐のあるノベルゲームを作ったことがある

 ・ITベンチャーや企業のIT部署で事務員の経験がある

 ・現職が事務員で一日中エクセルを使っており短いマクロも組む

 かなり耳年増な状態でスタートしたことは否めません。似たような背景のかたは、同じような本でコツコツ問題演習すればきっと合格できると思います!

 

 

↑基本の教科書としたものです。まずこれを2周ほど通読し、掲載された問題を解き、間違えたところに付箋を貼って隙間時間に解き直していました。その後付属のアプリで過去問演習を始め、間違った問題はキーワードを索引から引いて単元ごと読み直す、ということを延々繰り返していました。午前試験(A試験)で使ったのはほぼこれ一冊です。

 

 

↑薄くて小さく、単元が短く、出先で学習しやすい魅力的なドリルです。SQLを本格的に使うのは午後試験(B試験)からですが、重い教科書を持ち歩けない日の悪あがきに午前(A試験)前から着手していました。

 

 

xtech.nikkei.com

↑計算問題に躓き、藁にもすがる思いでググったら出てきた記事です。学術界の人が見たらちょっと下世話に思うのではと感じるくらい実用的で、すぐ得点力になる連載でした。ラーメン屋や病院の待ち時間に読みました。

 

 

↑午後試験(B試験)って何を選択すればいいんだ。迷ってまず買った本です。一通りの単元を解いてみて、特に性に合いそうな問題を選びました。何がわからないか分からない状態でスタートしたので、まず解いて、五分手が止まったら解説を読んでしまうという使い方をしました。

 

 

↑午後試験(B試験)の難関である、アルゴリズム表計算。この本で基礎を詰め込むところからスタートしました。スクリプトもマクロも経験があるとはいえ独学で基礎もガタガタだったため、練習問題は2周しました。

よく見たら監修がSQLドリルの作者さんです。大滝みや子様には足向けて寝られないです。

 

 

www.pref.ibaraki.jp

↑県の労働政策課が主催するセミナーです。無料で茨城大学などの先生の講義を聴くことができました。アルゴリズム表計算の高得点(共に88%)はこのセミナーのおかげです。ただ「大学の先生」のお話なので、ここに「」が付く理由がピンと来ない人にはおすすめするか悩むところです。資格に受かるだけでなく、長く使える基礎が欲しい人向けかなと思います。

 

 

www.fe-siken.com

↑買った午後問題集ではすぐに分量が足りなくなりました。後半はこちらのサイトでの問題演習がメインになっていきました。過去問が整理されていて使いやすいです。解説もある問題が多いです。

 

 

www.youtube.com

↑午後試験(B試験)直前に体調を崩し、机に向かうのが難しくなりました。ふだん動画をまったく観ない私が「何もやらないよりはましだろう」とごはんを食べながら流していた動画です。非常に説明が丁寧で、基礎の抜け漏れを埋めることができました。非IT系の受験者は午前(A試験)をこの動画から始めるとよいかもしれません。

 

 

 まとめて眺めると無数の「先生」の力で受かったことが実感されます。ありがとうございました。