千住のコンテンツ感想ノート

美術展・ゲーム・書籍等の感想

麻布台ヒルズギャラリー開館記念 オラファー・エリアソン展

麻布台ヒルズに遊びに行きました。本来の予定ではなかったのですが、キービジュアルに惹かれつい吸い込まれてきました。

 

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↑『蛍の生物圏(マグマの流星)』

キービジュアルにもなっている美しい本作、しかし展示室が明るすぎてあまり光をいかせていないのが少し残念でした。


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↑『太陽のドローイング』

砂漠に大掛かりな装置を置き、太陽光のガラス玉への収斂で紙を焦がして作った作品。他にも「場」を転写する作品がいくつかありました。もし富豪になったら思い出の地をこうして転写してもらいたいです。


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↑『瞬間の家』

噴水というと水の流れを楽しむものですが、本作は逆転の発想で、水にストロボを当てることで写真のように水の流れを切り取っていました。水の音と香りも心地よい作品でした。

 

事前に「展示規模の割に割高」との評判は聞いていましたが、確かにこれで1800円はかなりお高いですね……。


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↑『相互に繋がりあう瞬間が協和する周期』

ちなみにキービジュアルにもなっているこちらはギャラリーとは違うビルにパブリックアートしてあり、無料で見れます。角度ごとに飽きることない表情の変化を見せてくれました。

 

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ギャラリーから相互に(略)への導線上には多くのパブリックアートがあり、とてもお散歩に楽しい場所でした。ヘザウィックスタジオの『雲』(右に見切れているアーチ)の下は工事中でくぐれず、落ち着いた頃また伺いたいです。