2021-01-01から1年間の記事一覧
作風が好きでTwitterをフォローしていたかたが北斗賞を取って出版なさいました。おめでとうございます。早速買って読んでみました。 多用される冬の季語や貧しさの気配ある卑近な語彙、そのなかでラジオや映写機のようなどこかざらつきのある、ぎこちない、…
よかったところ ・名作だけあって圧巻のシナリオ ・役者が役にハマっている ・行燈風の薄暗いライティングの雰囲気 あまりよく思えなかったところ ・方言についていけなかった。字幕がほしい ・池田屋までのBGMがなぜかカルメンで気が散った。なぜ?
原作はこちら note.com 朗読です 「仕事のストレスでチョンボッコを連呼したくなった」なんて怪しい輩に朗読をご許可くださった寛大な吉田棒一さんに感謝申し上げます アイリスオーヤマ 防災グッズ 家具 転倒防止 伸縮棒 ML 高さ50-80cm ホワイト KTB-50 防…
連絡帳読み始めたけど三句でMPが切れて「良すぎて無理……」って言いながらコーヒー淹れに行ってこぼしたところ #BFC3 知らない人は知らないと思いますが私短歌しかやってなかったのに星野氏の「晶子」で俳句にシフトしたくらい彼の作風ドツボなんですよ — な…
※これは「オペレッタ寂寥軒」の二次創作です。こんなの読んでないで本家で笑って歯を磨いて寝たまえ。 note.com 吉村君が寂寥軒から帰ったと聞き、佐伯さんはむむむと唸った。吉村君と佐伯さんは同期でどちらが一番扱いづらいかを争うライバル同士である。な…
宮月さん受賞おめでとうございます。徳島新聞電子版で全文公開されたと聞き、読みにいきました。ツイッターで感想をつぶやくはずが、思いっきり好みのジャンルでめちゃくちゃ長くなってしまったのでこちらに書きます。未読の方はネタバレにご注意ください。 …
挑戦的な運営で知られるVirtualGorilla+、そこのSF短編コンテストが読者投票を行うとのことで、お祭りに参加してきました。Twitterでお話ししたことのあるかた、同じコンテストやイベントに参加して名前を知っているかた等が最終選考に残っておりワクワクで…
俳句を始めて半年が過ぎました。ツイッターで感想を見かけ、引用句に「絶対好きな作風だ」と確信したので購入いたしました。 パーティは明日にして 作者:木田智美 書肆侃侃房 Amazon 短歌や俳句を本にする意味ってなんだろう、と考えることがあります。この…
細田守作品の最新作を観てきました。細田作品を観るのは「時をかける少女」に続き二作目となります。PVのライブシーンに惹かれ、音楽好きとして観に行きました。 ryu-to-sobakasu-no-hime.jp あらすじとしては、母を亡くして以来歌えなくなっていた音楽好き…
待ちに待ったエヴァンゲリオン最終章と言いたいところですが、私なんかより余程気が狂うほど待っていた人が多すぎて言いづらいです。 序破Qまでの感想はこちら senju.hateblo.jp senju.hateblo.jp 最終章では、世界を壊しカヲルを亡くし失意のシンジが、生き…
疲れているので箇条書きです。気が向いたら文章にします。 ・ここにゲームのあらすじを書く ・いつものサイゲの育成ゲーム ・が、しかし。キャラクターが多くないと飽きられる、でもゲームバランス調整やCGでコストがかかる、という問題と真っ向対決。サポー…
第164回芥川賞受賞作を買ってきました。どう考えても明らかに好きなやつなのが一見でわかり、ずっと気になっていた本の受賞ということで嬉しいです。この「明らかに好きなやつ」とわかる人にわかるよう作るブックデザイナーってすごい仕事ですね。 推し、燃…
第163回芥川賞受賞作、遠野遥の『破局』を読みました。同氏は芥川受賞の前年に文藝賞でデビューしたばかり。二作目で文壇を制覇した超大物新人です。こわい。 ↓デビュー作『改良』の感想はこちら senju.hateblo.jp 本作のあらすじとしては、マッチョでエリー…
※このブログは普段感想ノートですが、不意に思い立って二次創作小説を書きつけます。原作はハギワラシンジ『魔女の空』 note.com 『銃の家』 結婚生活に不満があったわけじゃない。故郷を滅ぼせると聞いて、志願せずにはいられなかった。 お別れを言いに帰る…
時事ネタ近未来ショートショートです 「2020年末」であるべきところが全部「2019年末」になってるのは見逃してください。 修正済み本文はこちら kakuyomu.jp
自作短編を朗読しました。学生時代に書いた小説なので、出てくる技術が古いのはご愛嬌。 『アカデミック・メリー』