SNSで編集業のかたが「お世話になった本の新版が出た」とおっしゃっていたため、興味を持って購入しました。
↑まず表紙が硬派
「わかりやすい文章を書く」それだけに特化した解説書です。学術的な日本語文法も参照しながら「人に読ませる時どう書いたら読みやすいか?」を細かく探求していました。
目次には「修飾の順序」「句読点のうちかた」「助詞の使い方」などの項目がならんでいます。日本人をやっているとかえって学びそびれてしまう、しかし小説やシナリオを書くにあたっては必須の基礎ばかりです。こういうのが読みたかったんだよ〜、と嬉しくなりました。ふんわり意識していたことを言葉で整理してもらえた気分です。
人の制作物わざわざ改悪したお利口モンキー諸氏に送りつけてやりてぇな!
小説を書くとき、書きたいことが決まっているのに手が動かない、という人にオススメできます。言葉をどう使えば強調したいものが強調されるのか再確認できるかもしれません。
もちろん教養として作文を学びたい人にもオススメです。仕事などでメールや文書のやりとりをしていると意識せざるをえないですもんね。